株式会社 櫟(広島県)
今回は、広島県広島市で人気のワッフルを販売するカンパニー「櫟」が登場。
全国的にも珍しいクリームがサンドされたワッフルは今や広島土産としても人気。実はそのワッフル発想の原点はなんと「お寿司」だった!?約30種類以上ものワッフルはベテランと若手による手作りスタイル!さらに、商品のアイデアはお客さんとの会話から生まれる!?今回は広島土産としても成長を続けるカンパニーのそ~だったのかに迫ります。
28年前に広島初のワッフル専門店をオープンしたカンパニー。一般的なワッフルは薄めのサクッとした生地ですが、カンパニーのワッフルはふわふわの生地でクリームがサンドされているのが特徴。さらに、手のひらサイズで手土産などにちょうどいいスイーツとして評判になっているのです。思いついたきっかけは、兼田社長が以前修業していたお寿司屋さん。手のひらサイズのしゃりとネタのバリエーションをヒントに、豊富な種類と手軽に食べられるサイズのワッフルが誕生。また、カンパニーのワッフルの特徴でもある、ふわふわの食感は、焼き立ての生地を30分から1時間寝かせることで弾力を生み出していたのです。
カンパニーの多彩なワッフルの中で人気となっているのが、期間限定ワッフル。土用丑の日には、みたらしクリームにうなぎのかば焼きを入れた「鰻ワッフル」。そのほか、パチパチはじけるお菓子をのせた「花火ワッフル」や、ベリーソースを血のりに見立てたハロウィーン向けの「ゾンビワッフル」など、期間限定ワッフルを販売することで、通常のワッフルの購入につなげているのです。そんなカンパニーの個性的なワッフルは、お客さんとの会話で出てくるアイデアを積極的に取り入れることで誕生していたのてす。ランチ会を開いて様々な情報を交換し、お客さんから得たものをすぐに商品化して発信しているのです。