尾道ビール株式会社(広島県)
今回は広島県尾道市のクラフトビールカンパニー「尾道ビール」が登場。千葉から移住してきた夫婦がつくるのは、地元の果物や野菜を使った、まさに「メイドイン尾道」のビール。そんな尾道生まれのビールは国際的なコンテストでも賞を受賞!実は、元々夫婦はビールづくりの経験はゼロ。そんな夫婦の為に、なんと町の人がチームを作って全力応援!今回はビールを通して尾道の魅力を発信するクラフトビールカンパニーのそ~だったのかに迫ります!
広島特産のレモンを使ったビールをはじめ、様々な種類のクラフトビールをつくっているカンパニー。ビールづくりの全行程と、ビールの味を左右する機材の洗浄・消毒まで、その全てを夫婦2人で行っています。千葉から尾道にビールをつくるために移住してきた2人。全く知り合いがいない中、大家さんが地元の人を紹介してくれ、立ち上げたチームが「尾道ブランディング」。様々な業種の人たちが集まり、カンパニーの起業を後押ししたのです。例えば、古い蔵だった建物を醸造所として営業するための改装や、カンパニーのビールラベルのデザインを担当するなど、起業に必要な作業をチームとしてサポートすることで、佐々木夫妻がビールづくりに集中できる環境をつくり出したのです。
地元・尾道で採れる食材を使ってつくるカンパニーのビール。今までに発売したビール15種類のうち6種類は、お客さんの「飲んでみたい」をカタチにしています。実際、お客さんからの要望でカンパニーがつくったのが「岩子島トマト ヴァイツェン」。尾道市向島町の岩子島にある2つのトマト農家がつくった完熟トマトを使用した爽やかな酸味が特徴のビールなんです。2021年には国際的なコンテスト「インターナショナル・ビアカップ」で銀賞に輝いたのです。