三共ディスプレイ 株式会社(広島県)
今回は、広島県で、気になる、自慢のかンパニーを聞き込み!
お店づくりのパートナーとして、施設の看板や内装などを手掛ける「三共ディスプレイ」。道の駅の巨大な太鼓の飾りや大手ショッピングモールの看板など、多くの人が目にする広告物を製造。2022年からはオリジナルの家具製造なども手掛けるなど事業を拡大している。身近な看板カンパニーの新たな挑戦とは?
1921年に創立した「広島市立広島商業高等学校」で2007年から行っている活動が「広島市商ピースデパート」。学生たちが校内に模擬株式会社を設立。株主総会によって毎年選出される学生社長の元、企業からの商品の仕入れ、販売、決算までを行う。デパート運営によって会社の仕組みを学ぶ学生たちの姿に密着!
廿日市市にある「三共ディスプレイ」。道の駅の巨大な太鼓のオブジェなど、お店・企業の大型看板を製作していて、取引先は全国に100社以上あります。そんなカンパニーが看板以外に手掛けているのが、建物の内装工事。2022年からは、内装工事で必要な鉄製のデスクや棚の自社製造を新たにスタート。専門の職人を自社で雇うことで、それまで協力業者に依頼していた金物部品や鉄製の家具などが製造できるようになったのです。また木工所も新設し、木製家具の製造も開始。同じ社内でやりとりすることで、調整や修正などがスピーディーにでき、内装工事の納期短縮にもつながったのです。