相互工芸 株式会社(広島県)
今回は、広島県でご当地カンパニーを聞き込み!
1966年創業の広島県府中市の木工製品メーカー「豊田産業」。婚礼家具技術を生かして製造した、とび箱型のある商品が大人気に!婚礼家具の需要が減少していく中、偶然?生まれたトビコバコの誕生秘話が明らかに。
広島県府中市で1961年創業の飲食店向け木製テーブルメーカー「相互工芸」。煙を吸い込む焼き肉用無煙ロースターでシェアトップクラスの会社「シンポ」との出会いをキッカケに無煙ロースター焼き肉テーブルの製造を開始!なぜ焼き肉テーブルを作ることに?そこには木工の町、府中市ならではの理由があった!
1961年、府中市で創業した「相互工芸」。元々は家庭向けのテーブルを主に製造していましたが、集合住宅の増加など生活様式の変化により需要は減少。1970年ごろから飲食店向けのテーブル製造にも着手し、現在は無煙ロースターを設置する焼肉テーブルが製造の半分以上を占めています。焼肉テーブルをつくるようになったきっかけは1980年ごろ、まだ焼肉店で煙を吸うシステムが普及していない時、府中市に無煙ロースターを設置した店がオープン。その時、テーブル製造で実績のあったカンパニーに依頼がきたのです。発注元は、無煙ロースターのパイオニアで、国内トップクラスのシェアを誇る「シンポ」。その後、無煙ロースターは全国に普及し、今では年間約5000台のテーブル製造をカンパニーが請け負っているのです。