株式会社 マルコシ(広島県)
今回は、広島県広島市安佐北区のリフォームカンパニー「マルコシ」が登場。カンパニーのモットーは地域密着ならぬ地域粘着!学校周辺の清掃に始まり、新聞の発行からカフェの運営まで。地域の人に密着した活動にはそれぞれ目的があった!地域に根付く会社だからこそできるアイデアで差別化を図るカンパニーの驚きのサービスとは?今回は、地域と共に成長するリフォームカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。
広島市安佐北区高陽地区で、地域密着ではなく地域粘着で活動をしている「マルコシ」。カンパニーが行っている地域粘着活動は、地元小学校の通学路の掃除や年4回の地域新聞の発行、平日お昼のカフェ営業。これらを行う3つの目的はカンパニーの本業「家のリフォーム業」につながっているのです。まずは、小学校周辺を掃除することで、子供から大人まで幅広い層に対して「知ってもらう」。次に、カフェを営業することで地域の人にカンパニーへ「来てもらう」。カフェで会話を楽しんでもらう中で、リフォームの相談につながることもあるのです。最後に、リフォームの営業でお宅訪問をしていないカンパニーは、地域新聞の取材を通して地域の人に「会いに行く」ことで、地域の人たちと新たな接点を生みだしているのです。
かつて中四国最大級のベッドタウンと呼ばれていた高陽ニュータウン。1974年から分譲を開始し、ピーク時には人口2万人を超えていました。この町が生まれて約50年、住民の高齢化が進み、近年増えているのが空き家。そんな状況をふまえ、カンパニーが2015年から新たに始めたのが「空き家管理事業」。遠くに住んでいる家族に代わって定期的に部屋の換気をしたり、水回りのチェックをしたりと、家が傷まないように管理するサービス。さらに、空き家管理事業をする中で始めたサービスが「家歴書」の作成。カンパニーが行ったリフォームの実績が一覧で見られるほか、登記簿謄本や権利証など重要な書類を一つにまとめて保管しておくことができるのです。