そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 瀬戸内百姓

【所在地】広島県尾道市山波町

株式会社 瀬戸内百姓(広島県)

今回は、レモン生産量日本一を誇る広島県尾道市で、規格外のレモンに新たな付加価値をつけて販売しているカンパニー「瀬戸内百姓」が登場。通常のレモンより大きく、かつ表面がゴツゴツしているものを「怪獣レモン」と名付け、B級、訳アリというマイナスイメージを払拭。しかし、当初の売り上げはゼロ。多大な借金を抱えることに…そんな中、あることがきっかけで爆発的なヒット!さらに全国の有名お菓子メーカーからコラボの依頼も!持ち前の発想力と行動力で規格外のレモンを全国に広げるカンパニーの挑戦に迫る。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

規格外レモンのイメージアップ大作戦

広島県の特産物・レモンの生産量は年間4800トンで全国トップ。しかし、その約4割は成長段階でキズや変形などの理由で規格外品となっています。そんな広島レモンの現状に目を付けたのが、「瀬戸内百姓」の山岡社長。心に響くネーミングをつくり出すことを思いつき、店頭に並ぶレモンの約3倍の大きさとゴツゴツした見かけから付けた名前は「怪獣レモン」。さらにイメージアップのため、キャラクターを誕生させ、パッケージデザインをつくったのです。2021年、1個1080円で発売した怪獣レモンは、子供たちから「かわいい」「欲しい」と好感触だったものの、売り上げはまさかのゼロ。赤字を抱えることになった山岡社長ですが、子供たちから興味を持ってもらえたことに手応えを感じたのです。

そーだったのかポイント2

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子供向け商品で大ヒット!

子供たちに受け入れられる可能性を感じた山岡社長。怪獣レモンを使ったサイダーをつくりたいと考え、尾道市向島でサイダーの製造を行う後藤鉱泉所へ。打ち合わせの時、レモン果汁と瓶に加え、商品のラベルデザインを持参していた山岡社長の熱意に押され、「怪獣サイダー」を開発することに。山岡社長の目論見通り、インパクトあるラベルデザインは子供たちから大人気となりました。その後、尾道市内の様々なお店へ営業活動したことで販売するお店が広がり、1年目は1万3千本、2年目は2万本を売り上げ、尾道市の名物商品となったのです。そして、このヒットをきっかけに怪獣レモンの名が広がり、広島県のメーカーと次々にコラボ。地元の活性化に貢献しているのです。

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