そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

有限会社 カスターニャ

【所在地】広島県広島市東区福田

有限会社 カスターニャ(広島県)

今回は広島県広島市でカヌレブームの先駆け的存在!「立町カヌレ」を運営する「カスターニャ」が登場。カヌレのヒットの背景には、挫折と執念の物語が隠されていた!最初に開発した冷凍スイーツ「カタラーナ」。しかし当時は冷凍に対するイメージが良くなく、市場では受け入れられなかった。ところがある会社の目に留まり大ヒット!しかし、安心したのも束の間、「カタラーナ」の売り上げも次第に伸び悩み…。次なる一手として考えたのが直営店でのカヌレ販売だった!そこには数々の困難が…今回はカヌレを大ヒットへと導いたその軌跡に迫ります!

そーだったのかポイント1

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機内食に採用された冷凍スイーツ

もともとゴルフ場に併設するイタリアンレストランを運営していたカンパニー。2006年、洋菓子に特化した工房「カスターニャ」を設立し、スペインの伝統的なスイーツ「カタラーナ」の製造を始めました。プリンのような生地の表面をバーナーで焦げ目をつけて凍らせた、新しい感覚のスイーツで、味と食感が時間とともに変化していくことが魅力。しかし当時、冷凍食品は「フレッシュでない」といった悪いイメージが先行していた時代。市場での販売につなげることができませんでした。そこで、新たな顧客獲得へわずかな望みをかけ、食品展示会に出展。すると、そこへ日本航空・JALへ商品を提案する食品商社のバイヤーが訪れたのです。冷凍食品の特性「長期保存が可能」というメリットが決め手となり、2015年、JALの国際線機内スイーツに採用。商品の知名度は急速に上昇し、売り上げは2倍に増加したのです。

そーだったのかポイント2

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多彩なフレーバーで大人気!カヌレ専門店

2016年、長年の念願だった直営店の出店に向け動き始めたカンパニー。看板メニューとして選択したのは、フランス発祥の焼き菓子「カヌレ」でした。しかし、世間がカヌレブームに沸く前だったため、社内から「ラム酒を使うなど、万人に受ける味ではない」という反対の声が上がったのです。そこで、食べやすいサイズに小さくし、ショコラ・アーモンド・抹茶など、目を引く多彩なフレーバーを開発。さらに、幅広い層に愛されるようラム酒を使わないフレーバーをはじめ、日本人の味覚にあわせた特別レシピで進化させたカヌレをつくったのです。そして2017年、広島で初となるカヌレ専門店「立町カヌレ」をオープン。すると、若い女性を中心に進化系カヌレと評判を生み、大ヒット。現在、全国に7店舗を展開し、多い日に1日約1万5千個を販売しているのです。

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