そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

神龍味噌 株式会社

【所在地】広島県神石郡神石高原町

神龍味噌 株式会社(広島県)

今回は、1948年に創業し地元で愛され続けている広島県神石高原町の味噌カンパニー「神龍味噌」が登場。昔ながらの木桶を使って四季を通じて天然熟成させる味噌は独自の風味を生み出す。しかし、2代目の中平さんは70歳を過ぎ、後継者もいない事からその歴史に幕を下ろすことに。そんな中、ある1組の夫婦が閉じられた味噌蔵の扉を再び開けた。そこに至るまでの情熱が生んだ奇跡の物語とは?さらに、地域のスーパーも全面サポート!今回は復活を遂げた味噌カンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

伝統製法を守る味噌蔵 2代目の危機

神石高原町で1948年に創業した「神龍味噌」。全国でほとんど残っていない貴重な製法と伝統の木桶を使って味噌をつくっています。1976年にその味を受け継いだ2代目の中平道正さんは、夫婦二人三脚で伝統の味噌を守り続けてきました。しかし、中平さんが70歳の時、最愛の妻が亡くなったことで、重労働を伴う味噌づくりをやめ、その4年後、その歴史に幕を下ろしたのです。そんな中、神龍味噌を復活させようと、町民などが立ち上がり、中平さんのもとへ訪れました。そこで後継者候補として名前が挙がったのは、門田英章さん。町の人々の熱い思いと貴重な製法を守るため、門田夫妻が後継者として、伝統の味を引き継ぐことになったのです。

そーだったのかポイント2

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地域の味を受け継いだ3代目夫婦

神龍味噌の3代目・門田夫妻のために、町役場も補助金制度を紹介するなど、全力でバックアップ。味噌蔵の屋根の改修やボイラーの交換など、設備環境を整えました。カンパニーの味噌づくりは、米に菌をつけて少しずつ丁寧に繁殖させる昔ながらの方法。手間はかかりますが、米一粒一粒にしっかりと菌が行きわたり、おいしい味噌をつくるための麹が出来上がります。そして、長年使われてきた木桶を使うことで、木桶に住み着いた菌たちがじっくりと味噌を発酵させ、深みと豊かな味わいを生み出すのです。門田さんは中平さんの指導のもと、着実に腕を磨いていき、2020年、神龍味噌が5年ぶりに復活。スーパーや道の駅での販売が始まると、町の人々から大きな反響を呼んだのです。

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