そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 栄光

【所在地】広島県福山市箕島町

株式会社 栄光(広島県)

今回は同人誌業界でトップクラスのシェアを誇る広島県福山市の印刷会社「栄光」が登場!年間3万件を超える注文が舞い込み、受注の90%以上が広島県外からの注文。さらにその6割は部数100冊以下の小ロット「小部数・多品種・低価格」のリトルプレス。創業は1975年で、もともとは小さな印刷会社だったが、1989年頃からマンガ同人誌の印刷を請け負うように。その後、コミックマーケットの成長・発展とともに、各地で関連イベントが開催されるようになり、現在は、同人誌印刷だけで年間約12億円を売り上げるまでに成長。作り手の気持ちに寄り添ったサービスの秘密は社長自身の経歴にあった?今回は、全国の同人誌を支える印刷カンパニーのそ~だったのか!に迫ります!

そーだったのかポイント1

放送内容写真

特殊加工・少部数の印刷で全国から依頼

同人誌など自主制作の出版物を印刷している「栄光」。特殊加工や少部数の印刷で信頼を集め、全国から年間3万件の依頼を受けています。近年、電子書籍が売り上げを伸ばし、紙の出版物は減少する中で、同人誌は読み終わった後、コレクションとして大切にする人が多く、コレクター心をくすぐり、紙媒体として需要が高まっているのです。そんな中で、作家たちのこだわりを形にしているのが、カンパニーの高度な印刷技術。キラキラと輝く「箔押し」や、紙の表面に光沢を与えるニスを特定の部分だけ厚く塗る「厚盛りニス」など、作家のニーズに応えるため、常に新しい技術を取り入れ、進化を続けています。コロナ禍以降、廃業する印刷会社が増える中、カンパニーは少ない部数に特化することで、きめ細やかなサービスを提供。他社との差別化を図り、独自のポジションを確立してきたのです。

そーだったのかポイント2

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作家の気持ちに寄り添うサービス

カンパニーの岡田社長は元プロの漫画家。自身の経験を生かし、作家の気持ちに寄り添うサービスに力を入れています。締め切りギリギリまで作品をつくりたいという作家の気持ちに応えるため、カンパニーが行っているのが、朝8時に受けた注文を夕方5時には出荷するという印刷サービス。この最短コースを実現するため、日勤・夜勤のシフト制で24時間印刷を行っています。さらに、初めての出版で不安な作家たちのためのサポートもしていて、入稿原稿づくりのアドバイスなどをしているのです。日々膨大な注文を抱えながらも、作家たちにできるだけ寄り添い、信頼関係を築いていったことで、自費出版に挑む作家たちから印刷の依頼が舞い込んでいるのです。

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