有限会社 ファインアートかわばた(岡山県)
今回のそ~だったのかンパニーは、驚きのテント活用法で業績アップした岡山県の「ファインアートかわばた」が登場。テントの出番は運動会だけじゃない!カンパニーが提案したテントの新しい使い方、それは…?お部屋のレイアウト変更!?はたまた、落ちてもケガしにくい次世代の天井!?テントのマル秘活用術を大公開します!八嶋は初めて聞いたテントの活用法に興味津々!東日本大震災をきっかけにカンパニーが独自に開発したテントを見た八嶋は「やー!発想がすごい!なんでみんなやらなかったの!?」と興奮の様子。カンパニーが生み出した目からウロコの新発想なテントの活用法とは一体?
テント素材の新たな活路を見出した岡山県のカンパニー、ファインアートかわばた。創業当初から行っていたのは店舗のひさしに用いられるテントの製造。しかし近年になって大型ショッピングセンターが次々進出し、個人商店が減少、それを受けてカンパニーの仕事も激減しました。そこで自社の強みでもある、大きなサイズのテント生地製造を生かし、新たな使い道として考案したのがテントシートと呼ばれるものでした。その活用方法は…工場の間仕切。というのも、現在の工場内においての主流は多品種少量生産。それに対応するために頻繁に工場内のレイアウト変更が必要になっているのです。そこで低コストで変更のききやすいテントシートに注目が集まっているというわけなんです。現在100社以上がカンパニーの製品を採用。見事テントシートの新たな活路を見出したのです
カンパニーは独自に開発したテントシートをある意外な場所に使用することを考えたのです。それが天井!縦12メートル 横20メートルの巨大なものでシート型天井、膜天井と呼ばれているんです。去年カンパニーは「シート1枚で天井をつくる」という独自の工法で開発。なぜテントシートを天井材にしたのかというと災害などで天井が落ちてくるのを防ぐため。地震でホールや体育館など人が集まる広い場所で硬い天井板が崩れ落ちる被害が拡大してしまいます。しかし天井がやわらかいテントシートであれば被害を抑えることができるとカンパニーは考えたのです。
地域の協力を得て開発した工法は全国の設計士が興味を示し、およそ20軒の施設で採用!安全な天井を目指すカンパニーの思いが広まりつつあるのですね。