株式会社岡山木村屋(岡山県)
今回は岡山県民のソウルフードとも言えるロングセラー商品を作り続ける老舗カンパニー株式会社岡山木村屋が登場。1919年に創業したカンパニーがおよそ60年前に発売し、今もなお、地元で愛され続けている「バナナクリームロール」がスタジオに登場します。試食した八田は「癖になりそう」八嶋も「香りがすごいね」と人気ぶりに納得。そして、スタジオにはもう一つのロングセラー、世代を超えて愛され続けるある商品も登場。企業秘密でもある、そのこだわりの製造方法にスタジオは「へ~」の連続。カンパニーは、その商品を全国に広めるために大胆なチャレンジを展開します。更に、創業100年を迎えるカンパニーが50年前に始めた工場敷地内の直売所の秘密にも八嶋、八田は驚きの連続です。今回は老舗パン屋さんが作り続ける伝統の味の秘密と地域を支えるために新たな取り組みにチャレンジし続けるカンパニーのそ~だったのかに迫ります。
岡山県のソウルフード「バナナクリームロール」をつくっている創業100年の老舗パンメーカー。岡山県内を中心におよそ100の直営店などでパンを販売しています。その中でもパン工場の隣にある直営店は、いつでも出来たてのパンを食べてほしいと、コンビニエンスストアが普及するよりも早いおよそ50年前から24時間で営業しているんです!さらに、学校給食用のパンを製造しているカンパニーは、昭和50年代、学校給食がパン食中心からご飯になると、行政からの依頼もあり、畑違いのご飯づくりにも挑戦。
現在85校3万7千人以上の児童にご飯を供給しています。カンパニーは、パンとご飯で、地域の子ども達の食を支えています。
カンパニーのグループ会社・梶谷食品でつくっているビスケットが「シガーフライ」。バナナクリームロールと並び、岡山県ではソウルフードとして親しまれています。シガーフライは全国で販売されていますが、岡山県以外での認知度は高くありませんでした。そこで、全国の人にもっと知ってもらおうと、観光地の倉敷美観地区に、5年前、シガーフライが楽しめるカフェをオープンしました。カフェのメニューには、シガーフライにジャムやクリームのほか「バナナクリームロール」のクリームをディップして食べられるものも。カフェの来店者数は右肩上がりで年間およそ10万人、岡山のソウルフードは着実に全国へ広まっています。