株式会社 山田養蜂場(岡山県)
今回は、岡山県苫田郡鏡野町でみつばち産品の可能性を切り開くみつばち製品カンパニー「山田養蜂場」が登場。みつばちが作りだす、はちみつ、ローヤルゼリーなどの「みつばち産品」を製造。はちみつ採取を原点にスタートし、現在はローヤルゼリーの生産量は国内トップに!また、その製品を生み出す心臓部ともいえる世界トップレベルの研究所へ!カンパニーが発見した「はちみつ乳酸菌」とは?今回はみつばちの可能性を切開くみつばち製品カンパニーのそ~だったのかに迫ります!
ローヤルゼリー商品で国内トップの販売量を誇るカンパニー。ローヤルゼリーは働きバチが分泌する栄養価の高い物質。女王バチはこれを食べることで、体重が働きバチの3倍に、寿命は働きバチが40日なのに対し、女王バチは2~3年にもなるのです。カンパニーがローヤルゼリーの生産を開始したのは1960年代。創業者の政雄さんが、生まれつき難病を抱える娘のために、当時のローマ法王が「ローヤルゼリーにより危篤状態から回復した」とのニュースを耳にしたことで生産を始めたのです。「娘と同じように苦しんでいる人を助けたい」とローヤルゼリーを使った健康食品の開発に没頭。1990年から通信販売事業を開始すると全国へ広がり、国内の販売量トップを記録。カンパニーの看板商品となったのです。
ハチミツやローヤルゼリーを使った健康食品・化粧品など、現在約1400種類の製品を取り扱っているカンパニー。ハチミツやローヤルゼリーにはまだ解明されていないことも多く、約30人の研究員が「人の健康や美容にどう役立つのか」をテーマに研究に取り組んでいます。そんな中、ミツバチの体内などから1000を超える微生物のサンプルを分析し、その中から179もの乳酸菌を確認。それを一つ一つ、人の健康に役立つものはあるのか研究を行い、3年もの歳月をかけ、2011年ついに「はちみつ乳酸菌」を発見。そして、さらに5年をかけて健康食品や化粧品の商品化に成功したのです。