横山製網 株式会社(岡山県)
今回は、岡山県で気になるカンパニーを聞き込み!
漁法により使う網が異なるが、その中でも「さしあみ漁」で使う「さし網」で全国トップクラスのシェアを誇る「横山製網」へ。支持される理由は、寸法からカラーまで、漁師に寄り添ったオーダーメイドの漁網作りにあった!
さらに、2018年の放送で出演した駄菓子カンパニー「大町」が登場。当時も取り組んでいた「伝統野菜の黒皮カボチャ」の復活に新たな動きが!
刺網の製造で30年以上も国内トップクラスのシェアを誇る「横山製網」。漁網の製造は分業しているメーカーが多い中、カンパニーでは糸をよる作業から、網の染色・仕上げまでの一貫製造を行っています。近年、高齢化などにより漁師が減り、漁網の製造量が減少。そこで、カンパニーが仕事の幅を広めるため、2021年から本格的に製造販売を始めたのが、紙製の農業用ネット。主にキュウリやミニトマトなどを育てる時に使われ、収穫後、ツルと一緒に廃棄でき、畑にそのままにしておいても自然に戻る、環境に配慮したネットなのです。開発のきっかけは、海の中でゴミになって流れている石油系のネットをなくしたいと思ったこと。有機栽培農家など環境への意識が高い人たちを中心に注目されているのです。