青木被服 株式会社(岡山県)
今回は、岡山県井原市にあるジーンズなどのデニム商品をつくる「青木被服」が登場。中でもファガッセンというブランドは、誰もが知っている国内外の超有名アーティスト達がライブで愛用するほどの人気ぶり。その人気の秘密は、これまでにない独創的なデザインと、それを可能にした職人の技術にあった!八嶋さんもそのジーンズの履き心地にビックリ!さらにカンパニーではデニムを使った様々な商品のプロデュースも展開!今回はデニムの可能性を追求するカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。
デニムの聖地・井原市でジーンズをつくっている「青木被服」。2010年に立ち上げた初の自社ブランド「ファガッセン」のジーンズは、B‘zの稲葉浩志さんやGLAYも愛用しているとのこと。そんなカンパニーが手掛けるジーンズの魅力は、ステージ映えする優雅さと上品さを持つダメージ加工。実際に使い古したイメージではなく、レザーなどの異なる素材を組み合わせてデザイン性を高めているのです。もう一つの魅力は動きやすい機能性。ストレッチ性のないレザーを直接デニムに縫いつけるのではなく、ストレッチ素材にレザーを取り付け、それをデニムと縫い合わせるのです。この縫い合わせ作業も、少しでも縫い目がずれるとデザインや伸縮性に影響が出るなど、高い技術が必要。こうしたカンパニーにしかできないものづくりで、国内だけでなく海外の有名なアーティストからも評価されるジーンズを生み出しているのです。
デニムの新たな可能性を広げるために、カンパニーが始めたのはデニムのプロデュース。倉敷市のグランピング施設から依頼された「デニムがテーマのドームテント」には、デニム生地を使ったクッションやベッドカバーだけでなく、藍染めしたサテン生地を天井に使用しています。さらに、岡山市の自動車販売会社から依頼されたのは「車のデニムプロデュース」。カンパニーはダメージが入っているような刺繍を施した本物のデニム生地を車体に使うことを提案。これには、依頼した自動車販売会社もビックリ。このプロジェクトは年内に完成予定。一体、どんなデニムの車になるのか乞うご期待!