そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 anifull(アニフル)

【所在地】岡山県岡山市南区古新田

株式会社 anifull(アニフル)(岡山県)

今回は、岡山県岡山市で動物用のサポーターなどを開発・販売する「ア二フル」が登場!元々は人のサポーターをつくるダイヤ工業から分社化。でも一体なぜ動物専門に?カンパニーでは犬の腰痛を軽減するコルセットや散歩を繰り返す事でなりやすい呼吸疾患を防ぐハーネスを開発。さらに、ある動物園から、関節症で悩むキリンの足のサポーターを作って欲しいとの依頼が。今回は様々な動物の悩みと向き合うサポーターカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

ペットのニーズに合わせたサポーターを開発

ペット専用サポーターの開発・製造を手掛ける「アニフル」。人間用サポーター・コルセットメーカーの「ダイヤ工業」から2021年に独立し、分社化しました。ペット専用サポーター開発のきっかけは、今から18年前、当時人気だったミニチュアダックスフンドでした。胴が長く足が短いという特徴的な体型から、他の犬種より2.5倍も椎間板ヘルニアになりやすかったのです。そこで、倉敷芸科大学の協力を得て、犬の動きを解析。犬の骨格と可動域を徹底的に研究し、専用のコルセット「わんコル」を開発しました。しかし、ペット専用サポーターの世間的な認知度は低い状況。そこで、全国の動物病院を回り、獣医さんに直接営業をしたり、ニーズを聞き出したりして徐々に売り上げを伸ばしていきました。その後もカンパニーは首・肩・足首や股関節など様々なサポーターを開発して、ペットの悩みを解決しているのです。

そーだったのかポイント2

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ペットから動物園まで広がるニーズ

様々なサポーターでペットの悩みを解決してきたカンパニー。そんな中、不慮の事故で後脚を失った犬・セラちゃんを助けるサポーターを開発することになりました。しかし、歩く時、地面に設置してしまう後脚を覆うサポーターは違和感があったり、歩かせても取れてしまったりと失敗。そこで、後脚をサポーターでカバーするのではなく、ウェアにして体全体を覆い、後脚部分は破れにくいものにしてつくり直しました。すると、違和感なく元気に歩けるようになり、散歩へ行く時に欠かせないウェアになったのです。この経験をきっかけに、ウサギやペンギンなどの動物用サポーターの開発にも成功。さらには、変形性関節症に悩むキリンのサポーターも製作。カンパニーがつくるサポーターはペットだけでなく、動物園にまでニーズが広がっているのです。

あなたの町のご当地かンパニー大募集!