そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

木下サーカス 株式会社

【所在地】岡山県岡山市北区表町

木下サーカス 株式会社(岡山県)

今回は1902年に創立、現存する国内最古の岡山県のサーカス団「木下サーカス」が登場。全国を巡り、年間100万人の観客を魅了する大人気のサーカス。長く続く秘密は、法人化して団員を社員にするなど、安心して働ける環境を生み出した事にあった!また地元の新聞社と協力した緻密な広報戦略に迫る。一方で、現在の4代目社長就任時には10億円という大きな負債を抱える危機もあった。復活の鍵は「1場所2根3ネタ」という2代目社長の言葉だった。今回は、日本を代表するサーカスカンパニーの華やかなステージの裏側にある歴史と挑戦に迫る。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

年間100万人を動員!サーカス成功の鍵

現存する日本最古のサーカス団体「木下サーカス」。明治時代にロシアから空中ブランコを導入、昭和初期にはゾウやアシカの曲芸を取り入れ、巨大な鉄の球体の中をバイクが縦横無尽に疾走する「オートバイショー」も全国でいち早く披露しました。そんなカンパニーが掲げるサーカス成功の鍵は「一場所、二根(こん)、三ネタ」。「一場所」は、博覧会や球場など話題性・集客できる場所を選ぶこと。「二根」は根気強い営業。新聞社と手を組み公演を宣伝し、幼稚園や小・中学校、高校などに割引券を配布。「三ネタ」は魅力的な演目。世界一のパフォーマンスを目指すため、海外の才能あるパフォーマーを次々と発掘して契約。さらに、有名テーマパークの演出を手掛けたプロを招き、観客を夢中にさせる演出にしたことで、年間観客数100万人を誇る世界有数のサーカスへと成長したのです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

家族のような絆で支え合う団員の舞台裏

カンパニーのパフォーマーたちの仕事はステージだけでは終わりません。演技を終えると、会場のセッティングや機材の準備など裏方としてもサポート。さらに、入場受付や売店、看板づくりなどサーカスに関わるすべてを自分たちでこなしているのです。また、カンパニーは日本人パフォーマーを全員社員にすることで、たとえケガで演技ができなくなっても、売店などステージ以外でも活躍できる場を用意しているのです。そして、団員同士で結婚して、子どもと一緒に全国を巡っている家族も在籍。「ここで生まれた子どもは、サーカス団員全員で育てる」という温かな空気が自然と根付き、家族のような強い絆がサーカスを支え続ける大きな力となっているのです。

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