株式会社 山本漆器店(島根県)
今回のそ~だったのかンパニーは、島根県松江市の伝統工芸「八雲塗り」を製造販売する「山本漆器店」。数ある漆器の中で、鏡のような美しい表面仕上げが特徴の八雲塗り。「わぁー綺麗だねー」と八嶋を感動させた、その美しい艶を生み出す独自の技を大公開します!八嶋が「そ~だったのか!」と驚いた、磨きに使う意外な道具とは一体?明治時代に八雲塗りを産業として確立させたカンパニーの最大の悩みは後継者不足!?技術の継承に奮闘する職人と、これまでになかった八雲塗りを生み出し、その未来を切り開こうと奮闘するカンパニーの姿に迫ります。
実用から鑑賞用まで幅広く使われている漆器。なかでも、島根県に古くから伝わる「八雲塗」という伝統技術で漆器をつくっているのが、今回のカンパニー。
その漆器の最大の特徴は鏡のような表面をつくりあげる「鏡面仕上げ」という技法。
この表面を仕上げるのに使う道具は「手」。漆は、手の温度と柔らかさが作業するに一番ちょうどいいんです。
八雲塗をつくり続けてきたカンパニー。一番の悩みは人材不足。その上、一つ一つ手間暇をかけてつくるために大量生産ができない。
そこでカンパニーは漆器を売るのではなく、「技」を売ることを思いついたのです。
その技で仕上げたのが、漆器とはまるで関係のない「万年筆」や「位牌」、「ダッシュボード」といった商品。
まずは愛好家が多い商品からはじめ、様々なものに八雲塗の和を広げようとしているんです。