そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

有限会社青山商店

【本社】島根県松江市中原町

有限会社青山商店(島根県)

今回のそ~だったのかンパニーは、アゴが落ちるほどうまい!名物あご野焼きをつくる島根県の青山商店が登場!創業は、なんと江戸時代中期。最も歴史あるあご野焼きカンパニーなんです。「あごと言えば高級なお出汁のイメージ。すり身って珍しいね」と語る八嶋ですが、カンパニーのあごの焼きを試食し、「おいしい!香りがふわ~っと。優しい味!」と大興奮。値段を聞いて「結構、お高い」と感想をもらしますが、実はこのカンパニーのあごの焼き、お値段以上の価値があったんです!八嶋が感動した、手作業を貫くカンパニーのものづくりへの徹底的なこだわりを大公開します。そして、他エリアでは出汁の材料として使われるあごが、なぜすり身として島根名物になったのか八嶋は興味津々。そこには八嶋納得のそ~だったのか!な理由があった。さらに、カンパニーは伝統の味を守るため、あるものを復活させたと言う。それは、戦前まであご野焼きつくりに使われていた料理酒。資料も残っていなかった幻の料理酒復活にかける情熱に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「あごが落ちるほどうまい特産品をつくるカンパニー」

島根県東部のお土産として有名なあご野焼き!それを江戸時代からつくっているカンパニーが今回の主役、青山商店。あご野焼きとはトビウオのすり身を原料とした練り物で山陰沖で獲れるトビウオは「あごが落ちるほどおいしい」と呼ばれることからこの地域では「あご」と呼ばれているんです。
あご野焼きの製造方法はまずすり身をつくり、成形、そして炭火で焼き上げます。カンパニーではその全ての工程を家族3人が手作業で行っているんです!そのため1時間に50本ほどしかつくれず、機械化されている他のあご野焼きメーカーに比べると1/6程度の生産量。実はそんなカンパニーも昭和40年代まで機械でつくっていました。しかし、機械ではできない目の行き届いた商品をつくろうと手作業を復活させたんです。この丁寧な仕事により地元の人に長年愛されるあご野焼きとなったのです。

そーだったのかポイント2

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「あご野焼きにかかせない幻の酒、復活!」

島根県には弥生時代から伝わるもち米と木の灰からできた甘いお酒、地伝酒というものがあります。そのお酒、実はあご野焼きをつくるのにかかせないものでした。しかし戦時中にぜいたく品だということで製造が中止になり、一旦この世からなくなってしまいました。それから38年経ち、地伝酒の存在を知ったカンパニーはそのお酒を復活させようと県や市、地元の酒造会社と共同研究を開始。製法を知るためにかつて地伝酒づくりに携わっていた人たちを訪ね歩くなど様々の苦労を乗り越え、1994年にようやく地伝酒を復活。同時に地伝酒の入った昔ながらのあご野焼きも復活させました。現在、地伝酒の製造は地元酒造会社が行い、その味と魅力を知った他のあご野焼きメーカーも採用。カンパニーを起点に昔ながらの地域の味が再び広がっているんです。

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