津山屋製菓株式会社(島根県)
今回のそ~だったのかンパニーは、根強い人気を誇るお菓子、ドライゼリーをつくる島根県の「津山屋製菓」が登場。年間2万個のドライゼリーを製造、全国のスーパーに販売しているというカンパニーのドライゼリーは固定客から根強い人気を誇るお菓子。八嶋は「見たことあるある!」と興味津々ですが、実は20年以上売れ続けるロングセラー商品があるという。1992年も発売以来、年間180万袋を売り上げるその商品とは一体?長く愛される商品を生み出すため、カンパニーは特に「食感」にこだわっているという。カンパニーを代表する二つのドライゼリーを食べ比べた八嶋は「わー!全然違う!美味しい」とその食感の違いに興奮の様子。カンパニーが取り組む消費者の心を掴む食感への飽くなき挑戦に迫ります。さらに、海を渡ったドライゼリー。海外への販路拡大のきっかけとなった社長のエピソードを大公開!八嶋が「えー!?」と驚いたその運命の出会いとは?
寒天を材料にしたドライゼリーと呼ばれるお菓子をつくるカンパニー、津山屋製菓。1日2万袋を生産し、全国のスーパーで販売されているんです。
カンパニーのドライゼリーにはあるこだわりがあるんです。それが「食感」。もともと寒天をつかったドライゼリーは少し固めのコリコリとしたものが主流でしたが、新たにカンパニーは柔らかくて弾力がある食感のものをつくったんです。当時ドライゼリー業界では味を変えることがあっても食感を変える発想はなかったため、業界で話題に!そんな食感にこだわった商品は回転が速いといわれているお菓子の中でも定番商品として長く愛されているんです。
カンパニーでは20年前からドライゼリーの海外輸出を始めました。現在ではハワイやブラジルなど10か国以上へ輸出しています。そんな海外へ目を向けていた社長が次なる展開として行ったことが直営店の運営!3年前に出雲大社の近くにオープン。ここでは直営店でしか取り扱っていない限定のドライゼリー商品を販売するなど、観光客に人気のスポットなんです。
実はこの直営店は地域を応援するために開店したもの。もともとドライゼリーに地元の農作物を使えないかと考えていたカンパニー。しかし小規模農家が多く、安定して大量の農作物を供給できることがほとんどなかったのです。どうしても地元産をつかった商品を販売したいということで直営店でも販売できるパンケーキなどのカフェメニューの材料として使おうと考えたのです。島根にはいいものがある!これからもそうした気持ちをカンパニーは発信し続けていきます。