そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

美郷町役場 山くじらブランド推進課

株式会社おおち山くじら

美郷町役場 山くじらブランド推進課(島根県)

株式会社おおち山くじら

総面積のおよそ9割を山林が占める、人口4700人の山間の町。そんな町が、今、ある取り組みで、全国から注目を浴びています。今回のそ~だったのかンパニーは、島根県邑智郡美郷町が登場。全国から視察に訪れる町をあげてのユニークな取り組みにスポットを当てます。およそ20年前、美郷町は田畑がイノシシなどに荒らされる、深刻な獣害に苦しんでいました。そこで町役場が中心になって仕掛けたのは、意外な人たちが獣の駆除するという取り組みでした。この取り組みに成功すると、同様の被害に悩む地域から6000人以上の人が美郷町を視察に訪れるようになります。また、駆除した獣は、町のブランド産品として販売する事にも成功。しかし、住民の高齢化に伴って、地域ブランドの販売が困難に・・・。このピンチに救世主が登場します。夢を描いた若者たちが、山間の町にやってきたのです。若者たちが取り組む事業と地域、行政が一体となった取り組みが、更に町を元気にしていきます。マイナスをプラスに転換させた住民の取り組みに、八嶋も「イノシシって、最早、害獣なの?」。スタジオに登場したイノシシ料理に、ジビエ料理大好きの八田も興味津々。今回は全国が注目する美郷町の町が笑顔になる取り組みのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「町の取り組みでマイナスをプラスに転換」

島根県邑智郡美郷町は総面積のおよそ9割を山林が占める山間の町で、田畑をイノシシなどに荒らされる被害問題を抱えていました。そこで美郷町では農家や自治会の方を中心に自分達でイノシシを捕まえてもらうように呼びかけました。そのため、狩猟免許取得やイノシシ捕獲時の経費が必要となりますが、美郷町は1頭6,000円の助成金として負担することに。
この取り組みが功を奏し、イノシシの駆除隊員は102人に増加、ここ4年で被害額が大きく減少しました。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

「町を支えるイノシシ食肉加工カンパニー」

駆除されたイノシシを資源化するため、食肉加工を行う「おおち山くじら」を設立。3月~10月の駆除期に処理するイノシシは、カンパニーへ無償で提供されていますが、生きたまま運ばないといけません。というのも「夏場のイノシシ肉は臭い」と言われるイノシシは、気温の高い夏場に血抜きの処理を間違うと、タンパク質が酸化し、臭いがきつくなってしまうんです。そのため、カンパニーでは生きた状態のまま加工場まで運び、すばやく処理することで鮮度の高い肉の供給を可能にしているんです。これが評判となり、カンパニーのイノシシ肉は全国の飲食店100軒以上で採用されています。

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