そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

亀谷窯業 有限会社

【所在地】島根県浜田市長沢町

亀谷窯業 有限会社(島根県)

今回は島根県浜田市から、石見地方発祥の伝統産業品「石州瓦」を製造販売するカンパニー「亀谷窯業」が登場!
赤い色が特徴の石州瓦は、江戸時代に海運で活躍した北前船がこの瓦を運んだことからの日本海側では今でも赤い屋根が多く見られます。
しかし、その出荷量は年々減少。そんな時、石州瓦を自宅にふいた施主さんから「瓦を屋根以外にも使いたい」と提案があり、社長は石州瓦の風合いを活かしたタイルに挑戦!瓦業界では「瓦以外を手掛けると倒産する」というジンクスがあり、社員は大反対!そこで社長はたった1人で約1年の開発期間を経て、石州瓦のタイルを完成させました。2008年の発売後、徐々に注文が入り、東京のホテルや飲食店などにも採用。ジンクスを見事に打ち破り、今ではカンパニーの人気商品となっています。
さらにもう1つ、瓦技術から生み出された新たな商品も!料理人から「匂いが残らない」と絶賛されるその商品の驚きのそ~だったのか!?に迫ります!

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「伝統瓦の技術を後世に!9代目社長の挑戦」

島根県を中心とした石見地方発祥の伝統産業品「石州瓦」を製造しているカンパニー。石州瓦は1990年代、年間約2億枚生産され、製造会社は石見地方に25社ありましたが、2年前にはついに6社までになり、生産量も減りました。そんな時、石州瓦を自宅にふいた施主さんから「瓦を屋根以外にも使いたい」と提案があり、社長は石州瓦の風合いを活かしたタイルをつくることにしたのです。しかし、瓦業界では「瓦以外を手掛けると倒産する」というジンクスがあり、社員は大反対!そこで社長はたった1人で約1年の開発期間を経て、石州瓦のタイルを完成させたのです。2008年の発売後、徐々に注文が入り、東京のホテルや飲食店などにも採用。ジンクスを見事に打ち破り、社員にも認められたタイルは人気を博し、今ではカンパニーの人気商品となっているんです。

そーだったのかポイント2

放送内容写真

「料理人絶賛の逸品が瓦技術から誕生!?」

タイル製造に乗り出したカンパニーに再び大きな転機が訪れたのは、今から11年前。ものづくり企業が集まった展示会で、「頑丈な石州瓦のつくり方で食器はできますか?」と声をかけられたのです。そこで社長は早速、食器づくりを始めました。最初につくったのは展示会で持っていったミニサイズの瓦のサンプルを転用した食器。飲食店に営業に行き要望を聞くうちに、日本食以外にも使いたいという声があり、平らなお皿も製作しました。これは、タイル製造で培った技術でつくったものだったのです。すると、料理人が「料理のにおいがお皿に残らない」と絶賛!水分が染み込みにくい特徴を持つ石州瓦は、料理のソースや油も染み込みにくく、お皿ににおいがつきにくくなるんです。さらに、頑丈なため割れにくく洗いやすいと絶賛されているんです。

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