中浦食品 株式会社(島根県)
今回は、島根県松江市で町の人に「あなたの自慢のかンパニー」を聞きこみをして気になる会社に突撃訪問する特別企画をお届けします!まずは、山陰地方先駆けのご当地土産として誕生した「どじょう掬いまんじゅう」を製造する「中浦食品」へ。人気の理由である表情作りへのこだわりと、全国にその名を広めたカンパニーのある仕掛けに迫る。さらに、生徒数の少ない公立高校の活性化を目指し、都会の子供が、人口の少ない地域の公立高校へ進学する「地域みらい留学」システムを考案した「地域・教育魅力化プラットフォーム」が登場。地域活性化のカギを握る若者を地域へ呼び込む戦略とは?
島根県を代表するお土産として人気の「どじょう掬いまんじゅう」を製造している中浦食品。島根県の民謡・安来節のどじょう掬い踊りをモチーフにしたお菓子で、1966年、山陰地方先駆けのご当地土産として誕生。現在、島根県内の駅やお土産店などで年間約600万個を販売する人気のお土産となっているのです。全国で有名となったきっかけは、1992年に放送されていたCM。「どじょう掬いまんじゅう」の発音がフランス語に似ているというアイデアから、フランス人の男女が「ドジョウスクイマンジュウ」というセリフで愛を誓い合うシュールなCMだったのです。全国放送のテレビ番組の中のローカルCMコンテストで大賞を獲ったことで全国から注文が殺到。売り上げも大幅にアップしたのです。