株式会社 松永牧場(島根県)
今回は、島根県で気になるカンパニーを聞き込み!
実は、島根県はアナゴの水揚げが日本でもトップクラス!そのアナゴの加工会社として島根県内で最大級の加工施設を持つ浜田市のカンパニー「令和シーフーズ」。新商品の開発に八嶋さんも参戦!
続いて登場するのは、益田市で牧場を経営するカンパニー「松永牧場」。主に肉用牛の一貫生産(繁殖から肥育まで)を行う牧場。また、肉用牛だけでなく乳用牛で酪農も行っている。肉用牛と乳用牛を同時に飼育するのは大変!しかし、それを行う理由には、カンパニーのある狙いがあった。
益田市の山の中にある「松永牧場」は、肉用牛の和牛と乳用牛のホルスタインを一緒に育てています。エサや病気・治療も違う牛を両方育てるのは手間がかかるため、全国でも数少ないとのこと。それでもカンパニーが混合飼育を行う理由は、数少なくなってきた子牛を安定して供給するためで、乳用牛に肉用牛の子牛を産ませることで、牛乳の生産もできるのです。さらにカンパニーでは、日本でも数少ない自動で搾乳できるシステムを取り入れています。このシステムは、牛がターンテーブルの上に乗り、所定の位置に牛が移動してくると、自動的に搾り器が取り付けられ搾乳。搾り終えたら自動的に外れ、牛もこの機械から自分で出ていくもの。カンパニーは搾乳だけなく、エサやりなども機械化することで、働きやすい環境を整えているのです。