大豆・小麦アレルギー対応しょうゆ

大豆・小麦を使わない純米しょうゆをつくる「大正屋醤油店」。１０年以上かけてつくった純米しょうゆは、大豆・小麦アレルギーを持つ人の支えとなっているのです。お米を使ったしょうゆづくりは、小麦の代わりに米粉、大豆の代わりに酒かすを使って麹にするのですが、この麹にすることがかなり難しいのです。カンパニーがそんな難しいしょうゆの開発ができた理由は、ある酒造会社との出会いでした。１９８６年から、いち早くアレルギー対応のしょうゆづくりを行っていた岡山県高梁市にある白菊酒造。しかし、設備の老朽化などを理由に２０１７年に製造を取りやめることに。そのことを知ったカンパニーはすぐに連絡を取り、技術を伝承してもらったのです。うまくいかず諦めようかと考えていたアレルギー対応のしょうゆ開発は加速し、ついに完成したのです。