有限会社 けんちゃん漬(島根県)
今回は島根県でご当地カンパニーを聞き込み!
1972年創業の出雲市で浅漬けの漬物をメインに製造するカンパニー「けんちゃん漬」。他の漬物メーカーでは使用しないようなアスパラや長ネギなどの珍しい漬物が特徴。その漬物のアイデアは、農家さんとのコミュニケーションから生まれたものだった!また広島県や関東圏でも販売を拡大し、売り上げのなんと4割を占めるまでに。県外販売の成功の秘訣とは?
牧場や養鶏場などの堆肥化を中心としたリサイクル設備のプラントメーカー「ミライエ」。独自に開発した脱臭システムに使っているのはなんとガラス!その驚きの脱臭能力とは?さらに廃棄が大きな課題となっているあの設備を活用して新たな脱臭事業もスタート!
出雲市でアスパラや白ネギなど季節の野菜を使った漬物をつくっている「けんちゃん漬」。カンパニーではしっかり塩漬けをするため、野菜の芯に切れ目を入れたり、皮の固いところを取り除いたりするなど、下処理に手間をかけているのです。下処理後は1日~2日間塩漬けして、最後にそれぞれの野菜にあった特製の調味液を入れて完成。現在、約30種類の野菜を使って漬物づくりを行っています。そんな中で、成相社長が大事にしているのは定期的に農家を訪ね、コミュニケーションをとること。こうしたコミュニケーションの中から生まれた珍しい野菜の漬物は全国の展示会などで評判となり、県外への出荷にもつながりました。カンパニーの漬物の県外での売り上げはここ10年で増え続け、今では売り上げ全体の4割を占めるまでになったのです。