そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 石見麦酒

【所在地】島根県江津市波子町

株式会社 石見麦酒(島根県)

今回は、島根県江津市の無人駅「波子駅」にクラフトビールの醸造所を構える「石見麦酒」が登場!その斬新な醸造法に全国から大注目が!市販の冷凍庫やポリ袋を使った発酵タンクで、少量多品種のクラフトビールをつくり出す技術を開発。全国からたくさんの人が研修や見学に訪れるなど、今では「石見式醸造法」と呼ばれるように。他にもクラフトビールをつくるのに必要な機械も独自で開発。今回は島根から全国にクラフトビールの可能性を広げるビールカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

全国から研修・見学に訪れる「石見式醸造法」

島根県江津市でクラフトビールを製造している「石見麦酒」。その醸造所は、JR山陰本線・波子駅の駅舎にあります。また、ビール醸造法も珍しく、家庭用の冷凍庫で発酵を行っています。通常、発酵には500~1000リットル入る大きなタンクが必要で、1台50~100万円ほど。しかし、ビールの発酵を冷凍庫に入れたポリ袋の中で行うことで、容量は少なくなるものの、初期費用を5万円に抑えられるのです。また、通常使うビール発酵用のステンレスタンクは使用後に薬剤で洗浄しなければいけませんが、ポリ袋を使えば、発酵が終わったら袋を捨てるだけ。この方法がビール業界で話題となり、「石見式醸造法」と呼ばれるように。カンパニーがこの技術を公開すると、全国から研修や見学者が続々と訪れ、今では全国約70の醸造所で取り入れられているのです。

そーだったのかポイント2

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独自で機械を開発!駅周辺の開発にも一役

「石見式醸造法」を生み出したカンパニーの工場長・山口厳雄さん。ビールだけでなく、炭酸を加えるものや缶に充填する機械など、ビール醸造に必要な機械も独自で製作しています。使いながら改良を重ね、本当に使いやすい機械ができれば、それを商品として販売。さらに、カンパニーは駅周辺の開発にも取り組んでいます。羊牧場に声をかけ、醸造所がある波子駅の南側に、2024年9月、牧場を移転。羊たちが食べているのはビールづくりで出た麦芽カスで、廃棄物として処理をすると100万円以上かかる麦芽カスを羊のエサとして活用しているのです。さらに、2025年1月には牧場の隣にスパイス料理店をオープンさせるなど、駅周辺の活性化を目指しているのです。

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