株式会社 菊水フォージング(鳥取県)
今回のそ~だったのかンパニーは、日本刀製造をルーツに持つ鳥取県の「菊水フォージング」。熱した金属を叩いて加工し、様々な産業用機械の部品を作っているカンパニーだが、あることが理由で業績が悪化!その窮地を救ったのは…なんと眠っていた〇〇だった!八嶋が興味津々になった、その救世主の正体とは一体?さらに、同業社が次々と廃業する中、カンパニーには注文が入り続けているという。一体なぜ?その秘密はヨーヨーの世界チャンピオンがカギを握っていた!?
鉄と向き合う職人、伝統の裏で新たな世界に挑戦するカンパニーの姿に迫ります!
鍛造という言葉にあまり聞きなれない人も多いんじゃないでしょうか。それは、金属を叩いて成形する日本刀づくりの技術のことなんです。この技術で、自動車部品や機械部品などさまざまな製品をつくっているのが、今回のカンパニー。カンパニーでは、その技術を生かし1300種類以上のアイテムを製品化しているんです。
鉄を素材にモノづくりを続けてきたカンパニー。しかし、仕事の依頼が海外の工場に奪われ、業績が悪化。そこを救ったのが、価値はあるけど、使われていなかった「休眠特許」。それを使い、新たな鍛造技術を研究したのです。そこで完成したものが、熱に強い「マグネシウム合金」。最大の特徴はその「軽さ」。これまで、マグネシウムは熱に弱く鍛造には不向きだという課題がありました。それを克服することで、新たな業界との取引が広がったのです。カンパニーのチャレンジ精神が鍛造の未来を切り開いたということなんですね。