株式会社 鳥取再資源化研究所(鳥取県)
今回のそ~だったのかンパニーは、世界の乾燥地帯が抱える問題を解決へと導く鳥取県の「鳥取再資源化研究所」が登場!カンパニーが生み出したのは、砂地で農業ができる方法。それを可能にした「石」に触った八嶋は「すごく軽い!天かす持ってる感じ」と興味津々。その実力を確認するため、スタジオで実験開始!石に水を注いだ八嶋は「えー!!!全然、水が下に落ちない!魔法みたい!!」と大興奮。八嶋が「魔法の石」と称賛した、その石に秘められた力とは?そして、乾燥地農業を救う「魔法の石」は鳥取県でなければ、誕生していなかったという。一体なぜ!?地域との大きな関わりに迫ります。
さらに、農業大国モロッコに認められたカンパニーの石の能力は、農業以外にもあった!石に秘められた無限の可能性を大公開します。「魔法の石」に魅せられた人々の挑戦に迫ります。
世界の乾燥地農業を救うカンパニー、鳥取再資源化研究所。そんなカンパニーがつくったものがガラス発泡材とよばれる軽石のようなもの。なんと水をためこむという機能を持っているんです。秘密は石にできた無数の穴。ここに水をためこむことができるというのです。そしてこの製品は遠く離れたアフリカの国、モロッコで活躍。実はモロッコは全労働人口の4割が農業に携わっているという農業大国。しかしここの農地は乾燥した砂地であり、大量の水やりが必要。ところが慢性的な水不足。そんな悩みを解決したのが、カンパニーが開発した水をためこむ石だったのです。土壌に混ぜることで、水量を半分にしても収穫量が変わらなかったのです。
モロッコで実証実験を行ったところ、画期的だと現地の農家が採用し始め、現地の農業専門サイトに取り上げられるほど大注目を集めたんです。
カンパニーのガラス発泡材は世界の乾燥地農業から認められた商材。その理由は自体が『無害』である、ということ。製造時、原材料である廃ガラスは熱すると、有害物質が微量に溶けだし、人体に影響があるので農業用として使用することが難しいとされていました。しかしカンパニーは有害物質の溶けだしを抑えるために鳥取県の衛生環境研究所と共同研究を開始。2008年にしっくいなど壁材に使用される塩化カリウムを加えることで有害物質をおさえることに成功したのです。さらに鳥取県は鳥取砂丘があることで古くから乾燥地農業のパイオニア。ガラス発泡材を無害化できたこと、そして創業の地が鳥取県だったことがビジネスを世界に広げるきっかけとなったんです。