そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

有限会社サンパック

【所在地】鳥取県倉吉市長坂町

有限会社サンパック(鳥取県)

今回登場するのは、鳥取県倉吉市のカンパニー、有限会社サンパック。1984年に創業し、様々な商品を入れるための箱や袋など多種多様なパッケージを製造しています。そんなカンパニーが4年前に作ったあるものが、今、注目を集めています。それは、災害時、緊急時に役に立つ、段ボール製のギプス。大手衣料メーカーと共同開発した商品が「コストが低い」「使いやすい」との理由で人気商品になったのです。このギプスの開発をきっかけに大学からも共同開発の依頼が舞い込み、さらに新たな商品が生まれていきます。カンパニーが紙で医療器具を作ろうと思った理由とは?また、地域の役に立ちたいという思いから、カンパニーは、全く異業種の食品加工にも挑戦。鳥取ならではの数々のヒット商品を全国に発信していきます。鳥取から全国へ!様々な可能性にチャレンジする社長の思いとは一体?今回は「地域が持つ魅力あふれるものを全国に発信していきたい」郷土愛溢れるパッケージカンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

「応急処置ができる段ボール製ギプス」

様々な商品を入れるための箱や袋といった「パッケージ」をつくっているカンパニー。大阪の大手医療器具メーカーと新たに共同開発したのが、骨折やねんざなどをした時に患部を固定する応急処置用の段ボール製のギプス。2015年には医療機器製造登録の認可も受け、病院の災害訓練や警視庁などで採用。さらに、林業を行う森林組合でも、山に持って上がる際に軽くて荷物になりにくく、事故が起こった時に救急車が到着まで時間がかかるため、応急用に使われています。

そーだったのかポイント2

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「農産物加工で地域を元気に!」

カンパニーが20年も前から取り組んでいるのは鳥取県産の農産物の加工。タケノコの水煮や、梨のピューレ、スイカの果汁などおよそ10種類!きっかけは、鳥取県外で加工することが多かった特産品の「二十世紀梨」をカンパニーで加工できるようになれば、鳥取県から全国に売り出す特産品の後押しができるはずと考えたことでした。さらに、2年前からは、梨の実ではなく、葉っぱを加工した「なしば茶」の開発にも取り組んでいます。梨の葉は実を収穫するより労力が少なくてすみ、実の栽培はやめても葉っぱの栽培は続けられる。高齢化する梨農家を助けることに繋がると期待されています。

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