そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 緑工房

【所在地】鳥取県鳥取市河原町

株式会社 緑工房(鳥取県)

今回は、鳥取県鳥取市で「きくらげ」で地域に活気をもたらしたカンパニーが登場!国内でほとんど栽培されてなかった「きくらげ」ですが、「どうしても国産きくらげが欲しい」という依頼から、カンパニーはノウハウなしの状態からきくらげ栽培に踏み切りました。「きくらげ」への愛を胸に大きな壁に立ち向かうと仲間も増えて新展開に?そして、「きくらげ」は鳥取きのこ界全体、さらには鳥取県の産業の新しい希望となるのでしょうか!?今回は思い切って「きくらげ」を作ったら苦労もしたけど、なんだか色々ハッピーになったカンパニーの、そ~だったのかに迫ります!

そーだったのかポイント1

放送内容写真

国産きくらげ栽培の舞台裏

菌床栽培という方法で、国産きくらげを育てているカンパニー。長崎ちゃんぽん専門店リンガーハットの「国産きくらげがほしい」という思いから、きくらげの栽培を始めました。もともと栽培していた、しいたけの経験を生かして上手につくれるはずだったのですが、大失敗。そこで、専門家に相談したところ、菌類のきのこは酸素を吸って二酸化炭素を出す呼吸をしているため、周りの酸素が少なくなったことによる酸欠だったということが判明。その原因は、菌床の数を増やしたことで、栽培ルームの酸素が足りなくなったことだとわかりました。専門家からアドバイスを受け、換気や散水などの時間やルールを決めて管理。すると、すくすくと育つようになったのです。

そーだったのかポイント2

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町に元気をもたらしたカンパニーの挑戦

カンパニーは、きくらげの菌床と栽培マニュアルをセットにして販売。さらに、栽培方法のアドバイスもしています。智頭町富沢地区にある「一般社団法人とみざわ」でも、カンパニーの菌床をつかって、リンガーハットに出荷するきくらげを栽培しています。廃校になった小学校の跡地を利用して、「ここで暮らすみんなが続けていけることをしたい」と、きくらげ栽培を2017年から始め、売り上げの一部を地域のイベント運営などに使っているのです。富沢地区の特産になったきくらげは智頭町の学校給食でも使われ、コミュニティセンターのオープニングイベントではテープカットならぬ「きくらげカット」、さらに、きくらげを使った婚活イベント「富コン」も行われているのです。また、鳥取県では「鳥取県キノコビジョン」という壮大なビジョンが進行中。鳥取県のきのこの生産額8億円のうち約2億円がきくらげで、中山間地の元気の源となっているのです。

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