豆腐屋はづき(鳥取県)
今回は、鳥取県でご当地カンパニーを聞き込み!
全国2位の芝生生産量を誇る鳥取県大山町で3代続く芝生カンパニー「AONIWA」。多くの芝畑がある大山の地でグランピング施設をオープン。泊れる芝畑「トマシバ」と名付けたサービスで話題に!なぜ芝生の生産者がグランピング施設を?さらに芝生の魅力を発信すべく斬新なイベントも開催!
1丁500円!おいしい水を使ってこだわりの豆腐を作る大山町の豆腐店「豆腐屋はづき」。豆腐が作られるのは1週間に1度、販売数はわずか50丁のみ。地域に伝わる伝統製法にこだわる豆腐店のそ~だったのか!に迫ります。
大山町の森の中で豆腐づくりを行う「豆腐屋はづき」。直径120㎝の鉄釜で、通称「地釜豆腐」を製造しています。カンパニーでは、豆腐づくりに必要な水を大山の地下70mからくみ上げ、薪炊きで沸かしています。そして、20時間以上水に漬け込んだミネラルをたっぷり含んだ大豆をすりつぶし、鉄釜に流し込んでいきます。大規模な豆腐工場では圧力釜などを使って短時間で煮込むのですが、カンパニーでは、なんと2時間以上もかき混ぜ続け、じっくり煮込んでいくのです。この製法は戦後の栄養補給のため、地元・大山町國信の地域の人が地域の人たちのためにつくる豆腐の製造方法で、約70年にわたり伝えられてきたもの。一度につくれるのはたった50丁。製造は週に2日ほどで、その他の日に地元のスーパーで出張販売を行っているのです。