今回の「そ~だったのかンパニー」は、
新幹線の「顔」、業界では「オデコ」と呼ばれる先頭構体を作り続ける「山下工業所」。
山口県下松市にある「山下工業所」は、創業以来49年間、初代0系から最新の東北新幹線E5系まで、新幹線の歴史と共にその顔を作り続けてきた板金職人が集う会社。時代の最先端を行く新幹線!その製造の裏側には、「現代の名工」に選ばれた職人たちの熟練の技が隠されていたのです。
早速、その技術を探るため、工場へ潜入!
そこで発見したのは、新幹線の顔をハンマー1本で作り上げる「打ち出し板金」の技術。その技術を目の当たりにした八嶋智人は只々ビックリ!薄いアルミ板を使って、実演してみますが…、曲げるなんて、ほど遠い状況。
番組はこの熟練の職人の技を徹底検証!厚い金属板を思い通りに曲げる、神の手の謎に迫ります。
ところで、最先端の新幹線の顔がなぜ、ハンマー一本の打ち出し板金技術で造られているのでしょうか?
番組は、新幹線だからこそ!…という、その秘密に迫ります。
オンリーワン技術により「第二回ものづくり日本大賞 経済産業大臣特別賞」にも選ばれた「山下工業所」が、その技術を使い、今、挑戦しているものが、なんと、楽器作り。
山下工業所が作ったオールアルミ合金製のチェロに八嶋智人は興味津々。プロの音楽家に演奏してもらった、その音色とは?
そして、専門外の楽器作りを始めた背景には、職人集団ならではの苦悩が。そこに秘められた、未来への想いに迫ります。