アボンコーポレーション株式会社(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、伝統の鋳物技術を用いてリサイクル原料を鉄製品に甦らせ注目を集めている「アボンコーポレーション」が登場!鋳物の町として栄えた山口県防府市で江戸時代末期から代々続く、鋳物の職人集団が辿り着いた鉄の材料は、処分予定の中古パソコンだった!そこでカンパニーは鉄の材料確保の他に、あることを可能にしたという。「すごい!目に見えて消去できてるー!」と八嶋が興奮したカンパニーが一石二鳥で得たものとは一体? カンパニーは、その薄い鋳物を作りの高い技術力を駆使し製品をつくり、これまでになかった分野へ参入している。それは我々の安全を守り、環境にも優しいモノだった!その製品とは一体?
今回の舞台は山口県防府市鋳物師町(いもじちょう)。町名にもあるように金属を溶かして製品をつくる鋳物職人が多くいた町。しかし、バブル崩壊で仕事も職人も激減。そんな中、伝統の鋳物技術と魂を後世に残そうと奮闘しているのが今回のカンパニー。
材料に使う金属として注目したのは回収した廃棄パソコンのハードディスク。ハードディスクの処分はデータの完全消去が必要とされています。そこに金属を溶かす鋳造技術を使うことで安全に処分することが可能となったのです。
さらにその溶かした金属をオリジナルの七輪として販売。
失われかけた鋳物技術をパソコンのリサイクルでみごと復活させたのです。
鋳物技術を培ってきたカンパニー。その中で、ある商品を開発したのです。
その名も「鋳田籠(ちゅうたろう)」主に河川の護岸工事に使用されるもの。コンクリートや石積みに比べ、環境を損なうことなく、工事が出来るほか、簡単にパーツを組み立てることが出来るために工期が短くなるというメリットから全国各地で採用されているのです。この鋳田籠を現在、山の土砂崩れ対策に使えるのではと山口大学と共同研究中。
古くからの技術が、環境と私たちの命を守る可能性を秘めているのです。