株式会社シンラテック(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、人知れず地域に眠っていたシイの木を宝の木に変身させた山口県の「シンラテック」が登場!来年春から中国地方で運行を開始する「走る豪華ホテル」、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」のドアに採用されたシイの木。もともと鍬の柄やシイタケの原木ぐらいしか使われていなかったと言うが、カンパニー独自の加工により、硬くて傷つきにくく、高級木材ヒノキより高価で美しい木材に変化したという。一体どうやって、生まれ変わらせたのか?カンパニーの技術の秘密を大公開します!さらに、カンパニーがシイの木の価値をあげたことで町の人にも良い変化が!?八嶋が「みんな笑顔になってる!」と感心したその変化とは一体?
港町というイメージが強い長門市ですが、意外に知られていない特産が「シイ」というどんぐりの木。そのシイの木で木材加工を行っているのが今回のカンパニー、シンラテック。シイの木は建築材料によく使用される「スギ」「ヒノキ」に比べ、乾燥時の収縮率が高く、建築材料への加工は難しいといわれていました。その課題を独自の乾燥技術を確立する事で克服したのです。
加工されたシイの木は海外の高級木材ホワイトオークに似ていると評価され、業界からも大注目。地域に眠っていた木がまさに地域の宝へと変身したのです。
シイの木を大変身させたカンパニー。木の価値をあげたことで、地域の林業家が元気になったというのです。カンパニーでは、シイの木を建築用に使えるようにしたため、これまで木材チップ用として買い取っていた金額の4~5割高く買い取れるようになったのです。林業家は収入アップで大助かり。そこには高齢化が進み、年々人口が減少傾向にある林業界の活性化を図りたいというカンパニーの思いがあるのです。