有限会社たましげ(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは職人スペシャル!日本の伝統楽器、琴を山口県で唯一つくっている「たましげ」が登場!こだわりの職人として全国に名をはせる琴のスペシャリスト。その熟練の技にカメラが密着!製造から販売まで一貫して行う「たましげ」だからこその琴つくりを大公開します。
美しい音色にこだわる「たましげ」の琴つくり。それを生み出す秘密はなんと、尺八!?琴の職人なのに琴を弾くのではなく、尺八を吹く理由とは一体?八嶋も唸る「そ~だったのか!」がいっぱい!知られざる琴の世界が明らかに!
戦後お稽古ごととして流行した琴。その製造から販売までを一貫して行っているのが今回のカンパニー、たましげ。
代表の玉重彰彦さんは琴を題材にした漫画家からの取材が来るほどのこだわりの職人として全国に名を馳せています。そんな玉重さんがつくる琴の最大の魅力は音。材料である桐の木は比重によって音の響きが変わるのです。
そのため、厚さと重さの違う桐の木を1ミリ単位で削っていくことで、材質が違っても同じ音色を奏でるように仕上げているのです。
音にこだわる玉重さんが行っていることは、琴の奏者のそばで、尺八を演奏すること。
尺八を吹くことで、琴が奏でる音のわずかな違和感を客観的に判断することができ、奏者一人一人の最適な琴づくりにつながるというのです。また尺八を吹き、奏者とコミュニケーションをとる職人は珍しいということで、奏者も相談しやすいといいます。
そのために玉重さんは、琴づくりを始めたころから尺八を続けているのです。