株式会社サン精機(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、世界にひとつ!の1点モノづくりにこだわる山口県萩市の「サン精機」が登場!お菓子の焼印から、医師オーダーメイドの手術道具まで、自慢の精密加工技術で他では作れない1点モノの依頼が集まる「サン精機」。1点モノの製造にこだわり続ける秘密を大公開!そこには萩にあるカンパニーならではの戦略があった!そして、1点モノを作り続けた先に思わぬ展開が!美容&健康ブームで脚光を浴びるアレを絞るマシンをひとつ開発したら…、まさかの全国展開に!?さらに、地元に眠っていた宝を特産品へと生まれ変わらせちゃった!効率アップだけがビジネスじゃない!こだわりの1点モノづくりカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。
今回の舞台は山口県萩市。そこで、金型の製作や工作機械部品の製造を行っているのが今回のカンパニー、サン精機。つくりだすのは、世界に一つしかない1点モノ。お菓子の焼印や半導体製品をつくる機械部品。これらを少量でも必要なだけ製造できるということで、様々な所から依頼が集まっているのです。
カンパニー全体の作業の中で、1点モノのものづくりが占める割合はなんと3割。1点モノはどうしても作業効率が落ちますが、カンパニーは最後の砦という誇りを持って1点モノをつくり続けているのです。
1点モノづくりにこだわることで依頼が集まるカンパニーはある日、農家の人から依頼を受けました。それは、昔ながらの風味が残る油を搾る機械をつくってほしいというもの。
大量生産でつくられる油は、熱が加わることで、風味が消えてしまうのです。そこでカンパニーが開発したものが、非加熱の小型搾油機。この機械はごま油や椿油などに昔ながらの風味が残せると評判が広まり、全国から注文が来るようになったのです。