ヤマカ醤油株式会社(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、高級食材ウニを使った魚醤づくりで注目を浴びる山口県の「ヤマカ醤油」が登場!100ml1本、1620円!決して安いとは言えない値段にも関わらず、人気を集め、地元の料亭からも「これじゃないと味が決まらない!」と絶賛されるカンパニーのウニ魚醤。ひと口なめた八嶋は「なるほど、ウニだわ!!これはビックリ!」と大興奮。しかし、創業145年目の老舗醤油メーカーが何故、ジャンルの違う魚醤づくりにチャレンジしたのか?そこには、醤油業界を取り巻く事情があった!その事情とは一体?
カンパニーのウニ魚醤は美味しいだけじゃない!地元の水産大学と連携して生み出したウニ魚醤の知られざる魅力に迫ります。そして、47年ぶりにカンパニーが取り組んだある挑戦に密着!緊急事態発生で緊迫する製造現場を大公開します。
明治5年に起業し、今年で創業145年を迎える老舗醤油店、ヤマカ醤油。
そのカンパニーの人気商品が高級食材であるウニを大量に使用した「うに魚醤」。
醤油の売り上げ減少を食い止めるために注目した魚醤。ところが独特の匂いが苦手な人が多い調味料でもあります。なんとかたくさんの人に、うに魚醤を味わってもらいたい!そこでカンパニーは魚醤独特の匂いが苦手な人のために大豆からつくった醤油麹を使用することで匂いをおさえることに成功したのです。この商品開発にはカンパニーだけではなく食品加工技術を研究している地元の水産大学校も協力。長年培ってきた醸造技術で地元の人たちと協力してモノづくりを行うことでカンパニーの存在は町の活力となっているのです。
醤油業界では「一度つくった醤油は変えてはならない」が鉄則。年ごとに商品の味や色が変わるとお客さんが料理をつくる際、その色や味が変わってしまいます。それがお客さんの不信につながり買ってもらえなくなるというのです。そんな中、カンパニーは47年ぶりに大きな変化を起こすことを決めました。それは木桶仕込みです。長年、生産効率を上げるためにセメント槽を使用していました。しかし昨年廃業した酒造会社から木桶を購入し、復活させることを決断。醤油の消費が低迷する中、老舗醤油メーカーとしての命運をかけ、木桶仕込みでの醤油づくりに挑戦しているのです。