合同会社JINRI(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、地元、萩の野菜を使ったピクルスで全国から注目を浴びる山口県の「JINRI」が登場!販売開始から3年で、生産が追い付かないほど、全国の有名セレクトショップから注文が相次でいるというカンパニーのピクルス。ピクルスが大好きでほぼ毎日食べているという八嶋は興味津々。早速、おススメのピクルスを試食。すると「酸っぱくない!甘味があってまろやかで美味しい!キレイで見栄えもいい!」と大興奮。しかし、なぜカンパニーはピクルスづくりを始めたのか?そこには、地元、萩のある状況を何とかしたい!と願う、熱い思いがあった!そのある状況とは一体?
ヒットの秘策は味だけじゃない!!カンパニーがこだわるピクルスの瓶詰作業。そこに隠された今ドキの流行を見据えた戦略とは?さらに、全国のバイヤーの目に留まるきっかけとなったカンパニーのある行動とは?時に繊細に、時に大胆に、人気ピクルス製造の舞台裏を大公開します。
山口県萩市でとれる野菜をある方法で全国に広めたカンパニー、JINRI。そのある方法とはピクルスに加工すること。しかも製造から販売まで全て手作業なんです。その中でも重要なのが瓶詰め作業。野菜の色合いなどを考えてながら、バランス良く詰めることによって見た目がお洒落で色鮮やかに。そうすることでSNS映えすると女性を中心に評判となり、大人気になったのです。実はSNSで話題になる前にカンパニーはある秘策を打ち出していました。それはピクルスの製造方法の公開!保存方法など企業秘密である情報を公開することで、カンパニーのHPが話題に!それが大手バイヤーに注目され、全国販売を開始するきっかけになったのです。ときに繊細でときに大胆に行動することでカンパニーのピクルスは全国で注目され、萩野菜の名を広めることになったのです。
ピクルスづくりのきっかけは道の駅「萩しーまーと」の元駅長、中澤さかなさんとの出会い。中澤さんはこれまで捨てられることが多かった魚を加工し、東京のシェフがメニューで使用するほどの人気商品をつくった人。
彼から素材を加工することで付加価値をつけるということを学んだのです。そこで目をつけたのが農家から出る規格外の野菜。出荷されず、廃棄されることが多かった野菜をピクルスの材料にすることで捨てる量が減り、農家は大喜び!そうすることで農家の生産効率が上がり、ピクルス用に新しい野菜を育てる農家も増えてきたのです。こうしたカンパニーの小さな取り組みが農家にやる気と活気をもたらしているのです。