株式会社 宝計機製作所(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、産業用の重量物の重さを量るはかりをつくる山口県の「宝計機製作所」が登場。国内の工場や事業所に年間1500台以上ものはかりを出荷しているカンパニーは製品を開発する際、大切にしていることがあると言う。それは…困っている人の役に立つものを作る!創業者から受け継いだその精神の元、農家さんの悩みを解決するべく生み出した大ヒットはかりある。そのはかりを見た八嶋は「あっ!喋った!?」と大興奮。作業効率が上がったと農家さんが喜ぶ、その便利なはかりの正体とは一体?さらに、正確なはなりをつくるために行われる、業界ならではの驚きのルールを大公開!はかり業界のはかり知れないそ~だったのか!をご紹介します。
今から58年前、動物園のゾウの体重を測定する「はかり」で注目されたカンパニー、宝計機製作所。家庭用ではなく、100キロ以上の重量物を量る産業用のはかりをメインに製造しています。そんなカンパニーには大事にしているモットーがあります。
それは創業者の口癖だった「人の役に立つものをつくりたい」ということ。創業当時からはかりをつくるカンパニーでしたが、知り合いが困っていたためはかりとは関係のない素麺の袋詰めをする機械をつくったことも。困った人を放っておけない、その思いは今も変わらず地域の人に喜ばれるものをつくり続けています。
週に一度カンパニーではあることが行われています。それは「出荷前検査」。金属や化学薬品を量るものも製造しているカンパニー。薬品などの売買は量り売りが基本なので、はかりの正確さが絶対条件なんです。そのため県の担当者が立ち会い、検査を毎週行っているんです。この検査に合格しないと出荷ができません。カンパニーにとってはかりしれない緊張の瞬間を経て、今日もカンパニーのはかりは出荷されるのです。