企業組合うずしお母さんの店(山口県)
今回のそ~だったのかンパニーは、お母さんの味で大人気!山口県のお弁当カンパニー「うずしお母さんの店」が登場!開店と同時に行列ができ、お昼前には完売してしまうこともあるというカンパニーのお弁当。中でも一番人気の周防大島沖で獲れた鯛を使った鯛寿司を試食した八嶋は「すごく美味しい!優しい味だけどバランスが良くて素晴らしい!」と大絶賛。毎日食べられる!と評判のこのお弁当が、地元にある変化をもたらしたというが一体?街を元気にしたお弁当パワーの秘密を大公開します。そして、お母さんのおせっかいが過疎高齢化が進む町を救う!?「ホントに地域のお母さんだなー」と八嶋が感心した、お母さんカンパニーの取り組みとは一体?
行列のできるお弁当をつくるカンパニー、うずしお母さんの店。毎朝、11種類のお弁当と20種類以上のお惣菜をつくっています。中でも新鮮な鯛をつかった鯛寿司はカンパニーの人気メニュー。元々は料理好きな地元の女性グループがサークル感覚で始めたものでしたが、創業から14年で地域を代表するカンパニーへと成長したんです。
その理由はお弁当に使用する野菜や魚、米などの食材も地元の企業から徹底して購入したこと、さらに地域の雇用にも貢献しているからなんです。つまりお弁当で人を呼び込み、獲得したお金で地元企業との取り引きと雇用を生み出すことで地域経済を活性化する仕組みをつくったんです。そんなカンパニーは2012年に地域振興に成果をあげた団体を表彰する賞を受賞したんです。
カンパニーのお弁当は地元以外にもスーパーや病院内の売店でも販売されています。そんなカンパニーが創業当初から力を入れているのがお弁当の移動販売。買い物に出かけるのが困難な高齢者のために移動販売を始めたのがきっかけでした。実はこれがあることに繋がっているんです。それが地域の「見守り」。移動販売のたびに周辺のお宅に一軒ずつ声をかけてまわっているんです。こうしたお母さんたちの声かけが高齢者の見守りにつながり、地域の人たちから大きな評価を得ているのです。