そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

政田自然農園株式会社

【所在地】山口県柳井市柳井

政田自然農園株式会社(山口県)

「とろろご飯」などでファンが多い自然薯。実は、自然薯は栽培方法が難しく、畑では育たないといわれて来ました。今回は、その自然薯の栽培方法を全国に広めた、山口県柳井市の政田農園株式会社が登場します。カンパニーが自然薯の栽培方法の基礎を作ったのは、40年以上前。発明家でもあった当時の社長が、画期的な栽培用のパイプを開発します。全国に普及させようとしたカンパニーでしたが、土の状態の違いなどで、クレームを受ける事も・・・。そんな中、とある偶然から、自然薯の栽培のヒントをつかんだカンパニーは栽培方法を研究。その結果、カンパニーの開発したパイプは年間80万本売り上げる大ヒット商品へ。自然薯を畑で栽培する方法の秘密とは一体?さらにカンパニーはより美味しい自然薯を栽培するために、全国の山を訪ね歩き、あるものを探し回ります。スタジオに登場した自然薯の「とろろご飯」に八嶋も感動。「美味しい」を連発。自然薯を更においしくするために必要なものとは一体?今回は自然薯の栽培を全国に広めたカンパニーのそ~だったのかに迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

自然薯栽培を広めたパイプの秘密

山芋の一種「自然薯」の栽培を全国に広めたカンパニー。栽培用のパイプを開発したことで、元々、山に自生していた自然薯を全国の畑で栽培できるようになったんです。山の中で自生する自然薯は、下に向かってくねくね曲がりながら成長していきます。一方、パイプを使って栽培した場合、自然薯がパイプの受け皿に到達すると方向を変え、パイプの中へ真っすぐ伸びていくという仕組み。このパイプにはさらに役割があり、山で自生する自然薯が育つためには土の性質が重要で、上の部分は湿気と栄養分が多く、下の部分は水はけが良く栄養分が少ないことが条件。この状態を人工的につくるのがこのパイプなんです。1976年の発売から、全国を回っておよそ10年、自然薯栽培は全国に広まっていったのです。

そーだったのかポイント2

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自然薯栽培パイプの新たな販路

かつて年間80万本を売り上げていたカンパニーのパイプは全国に普及したこともあり、近年では4分の1に減少。そこで、パイプの販売数を上げようと力を入れて取り組んでいるのが、自然薯の種芋の品質向上なんです。お客さんの多くは、自然薯の種芋とパイプをセットで購入するので、種芋の品質はパイプの販売数に大きく関係するという訳なんです。自生している美味しい自然薯を探し求め、これまでに巡った山は西日本エリアで100ヵ所以上!さらに、農家以外の人たちにも自然薯の栽培をしてもらおうと販売したのが家庭菜園用セット。ここ数年の家庭菜園ブームも後押しして、年間で約1000セット販売しています。

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