中村被服 株式会社(山口県)
今回は、山口県で、気になる、自慢のかンパニーを聞き込み!
園児服の業界で西日本トップクラスのシェアを誇る「中村被服」。もともとは軍服を作っていたが、戦後に園児服を作り始めることに。トップクラスのシェアを誇る理由とは?また、園児服以外にも縫製技術を活かして様々な事業にチャンレンジしていた。
道路標識や区画線などの交通安全施設工事、のり面保護工事などを行っている「ミカド交設」。なんとオフィスの半分以上が卓球場に!なぜ、土木工事のカンパニーが卓球場を開いたのか?そこには、土木業界における人材不足を解消するためのアイデアがあった。
園児服の製造で西日本トップクラスのシェアを誇る「中村被服」。評判となっている理由は、お客さんからの特殊な要望に応えるため、少ない枚数の園児服も製造できるようにしていること。少ない枚数の場合は、1人で複数のミシンを使って1着を仕上げることで、工程ごとに作業する人を変えるよりも早く仕上げることができるのです。そんなカンパニーが縫製技術を生かして35年前に製造を始めたのは、保冷ボックス。山口県内の化学製品メーカーが開発した保冷の生地を使って、保冷ボックスをつくってほしいと依頼があったのです。開発当初はあまり需要が伸びませんでしたが、2000年代に入ると、品質管理の意識の高まりとともに様々な業界で需要が増加。今や、カンパニーの売り上げの4割を担う事業にまで成長したのです。