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フードテック 株式会社
【所在地】山口県下関市豊浦町
フードテック 株式会社(山口県)
今回は山口出張ＳＰ！八嶋さんがスタジオを飛び出し山口県へ！
下関市の温泉街、川棚地区で粒状の求肥や求肥シートなど、和菓子店向けに、仕上げ前までの加工食材をつくるカンパニー「フードテック」。そんなカンパニーが和菓子の魅力をたくさんの人に知ってもらおうと新たにオープンした人気の和菓子店「しかしわがし」。１番人気のメニューは新食感の〇〇入りのドリンク！和菓子カンパニーならでのアイデアと技術が詰まった人気商品開発の裏側に迫る！
わらびもち入りドリンクが人気！和菓子カンパニー
下関市で和菓子を製造している「フードテック」が２年前にオープンしたお店「しかしわがし」。人気となっているのは、わらびもちが入ったドリンク「わらびっちゃ」。黒蜜きな粉豆乳・抹茶・ほうじ茶のドリンク３種類と、プレーンや黒糖などのわらびもち５種類から選ぶことができます。他のお店では、わらびもちが四角のものや固まっていない状態のものが多い中、カンパニーのわらびもちは丸い粒状なのが特徴。独自の機械を使って、ブロック状のわらびもちを少しずつカットし、丸くしているのです。２０２１年、テイクアウト専門の直営店をオープンさせると、コロナ禍にもかかわらず、地元の人を中心に評判に。多い時で一日３００杯売れる人気のドリンクとなったのです。
わらびもちドリンクカンパニーの本業とは？
わらびもち入りドリンクが人気のカンパニーの本業は、和菓子の完成品ではなく、仕上げ前の和菓子の製造。その中でも特化しているのは、大福などに使われている「求肥」。約１５年前から、全国の和菓子店や菓子メーカーなどに向けて製造販売してきました。そんなカンパニーが粒状のわらびもちをつくるようになったきっかけは、アイスクリームメーカーから「トッピングで使いたい」との依頼でした。しかし、途中で頓挫してしまい、お蔵入り。そんな中、タピオカドリンクの大流行を受けて、「わらびもちでもできるのでは」と２０１９年、粒状わらびもちの製造を本格的に開始。全国の飲食店から注文が入るようになり、今では５００店舗以上で採用。現在、カンパニーの売り上げ全体の約４割を占めるまでに成長したのです。
