そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 アルファクス・フード・システム

【所在地】山口県山陽小野田市千崎

株式会社 アルファクス・フード・システム(山口県)

今回は山口県山陽小野田市で飲食店のDX化を推進しているかンパニー「アルファクス・フード・システム」が登場!近年の労働者不足を解決するために開発したのが配膳ロボット。カンパニーは配膳ロボが注目されるきっかけとなったコロナ禍以前の2015年から、国内で先駆けて開発に乗り出した。しかし、段差を通過する時にドリンクがこぼれるなどのトラブルが続出!解決のヒントは「お店で働く人」にあった?さらにロボットだと冷たく感じる…という声にカンパニーがとった驚きの対策とは?今回は労働者不足に悩む飲食業界に革新をもたらす配膳ロボットカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

飲食店の救世主!配膳ロボを開発

飲食店向けのDX化システムを開発する「アルファクス・フード・システム」。飲食店ではお馴染みの「デジタル商品タブレット」は、国内にまだ普及する前の1996年、他社に先駆けて商品化しました。2015年、カンパニーが着目したのは飲食業界の人手不足問題。当時、日本では導入されていなかった「配膳ロボ」の開発を模索したのです。ロボット本体は中国で製造し、自社では得意のAI技術を生かし、ロボットをコントロールするソフトの開発を手がけました。5年の開発期間を経て2020年3月に誕生したのが、配膳ロボット「こがねちゃん」。センサーで移動ルートを記録し、定めたルートを進行するようにプログラム。配膳する料理をトレーに乗せ、行先のテーブル番号を押せば、記録されたルートを通って運んでくれるのです。

そーだったのかポイント2

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コロナ禍で需要が拡大!進化する配膳ロボ

飲食業界の人手不足問題を解決するために開発した配膳ロボでしたが、その直後に新型コロナウイルスが蔓延。注非接触な配膳が話題となり、問い合わせが殺到しました。しかし、導入した店舗から、段差を乗り越える衝撃でドリンクがこぼれるといったクレームが。段差で大きなショックが出ないよう移動スピードを遅めに設定したところ、「配膳が遅すぎて使い物にならない」という新たなクレームが出てしまったのです。そこで注目したのは、レストランで働く従業員の動き。段差や傾斜がある場所ではスピードを緩めることでドリンクを安定させるという動作を取り入れ、2022年に新たな配膳ロボを完成させたのです。さらに、ロボットの「冷たい」という印象を改善するため、メニューを説明する音声機能や、歌って踊るお客さんを喜ばせる機能を搭載。すると、2020年は出荷台数が10台ほどでしたが、2023年は200台に。これまでに約300台が全国の飲食店で活躍しているのです。

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