そ~だったのかンパニー

提供:中国電力

過去紹介した企業のおさらい

今週の紹介カンパニー
紹介企業

株式会社 秋川牧園

【所在地】山口県山口市仁保下郷

株式会社 秋川牧園(山口県)

今回は安全・安心な「食」にこだわる山口県のカンパニー「秋川牧園」が登場!安全な卵をつくりたいという思いで1972年に創業したカンパニー。当時、日本では工業排水など環境汚染が社会問題となる中で、汚染の影響が心配される原料を一切使わないオリジナルのエサを開発!しかし、この卵は産卵が安定せず、スーパーなどでの大量販売は不向きに…そんなカンパニーが思いついたのは牛乳配達との連携だった?その後、カンパニーの卵の価値が認められ、生協との業務提携がスタート!今回はいち早く食の安全に注目し、究極の卵を生み出したカンパニーのそ~だったのか!に迫ります。

そーだったのかポイント1

放送内容写真

安全性にこだわった卵の画期的な販売戦略

「安全な卵をつくりたい」という思いで、1972年に誕生した「秋川牧園」。当時、日本では工業排水などで起きた公害病が社会問題になっていたため、カンパニーは、汚染の影響が懸念される原料を一切使わず、植物由来の穀物を中心にブレンドしたオリジナルのエサを開発。このエサを使ってニワトリの飼育をスタートさせました。しかし、このエサではニワトリの産卵が安定せず、毎日、大量出荷が求められるスーパーなどでの販売は困難。そこで、カンパニーが思いついたのは牛乳配達との連携。酪農家と協力して、週に1回、契約者の家庭に牛乳と一緒に卵を配達するという形で販売をスタート。すると、カンパニーの卵のことを知る人たちが少しずつ増え始めたのです。

そーだったのかポイント2

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独自の輸入ルートで究極の卵の生産を実現

カンパニーの卵の価値が認知されたことで、生活協同組合(生協)との業務提携がスタート。卵は西日本を中心に販売され、売り上げが急増。さらに、鶏肉などの生産加工も始め、生協を通しての販売事業で成長していきました。1989年、カンパニーはニワトリのエサの主原料・トウモロコシの生産現場を視察するため、アメリカへ。そこで、船で輸出される時、害虫やカビの発生を防ぐために農薬が使われていることを知ったのです。生協と協力して現地の貿易会社に掛け合い、船の貨物庫を専属契約し、農薬を使わない独自の輸入ルートを確保。卵の安全性をさらに高めた卵を生み出したのです。2000年からは県内の自社配送に加え、宅配業者と提携することで配送地域を全国に。さらに、野菜の有機栽培や鶏肉などの加工品製造も開始し、約2000点の食材を取り扱う食材配送サービスへと進化。今では年間70億円を売り上げているのです。

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