なんと縮景園(広島市中区)で「ウメ」が咲きはじめました!!
過去、年末に咲いたことは何回もあったそうですが、
12月半ばとしては29年前の1986年(昭和61)12月16日以来、
園で記録を取り始めてから最も早い開花(14日)となりました!!



本来なら真冬の１月半ば以降に咲き始める「白加賀（しらかが）」
14日に園内を回っていた庭園技師が開花に気付いたそうです。
15日の時点で３本の白加賀におよそ30輪の可憐な白い花が開いています

ウメやサクラは秋までに「花芽」を作っていったん休眠に入ります
そして「冬の寒さ」が合図に目をさまし、その後の暖かさによってつぼみが成長し、花開きます
この「寒さの合図」を“休眠打破”と言います。

園によりますと、
この秋から冬にかけて暖かい日が多いところに、
先月末に寒い時期があったこと、そしてその後暖かくなったこと、
また今年は雨が多く水分もあったことで、ウメが勘違いしたようだとのこと。





縮景園では紅葉がいつもの年より10日遅かったこともあり
ハゼなどの鮮やかな紅葉が残っています。
その中で花開いた「ウメ」と「紅葉」のコントラストは綺麗の一言です…







本来年が明けてから咲く、スイセンも開花したという縮景園
「秋」と「冬」、「春」の３つの季節が交差する不思議な状況になっています
ぜひ今のうちに訪れてみてはいかがでしょう？
(hadaken)

※17日木曜朝にかけてはかなり寒く
　　山間部では積雪、そのほかのところでもそのおそれがあります
　　16日水曜の「満点ママ」や「みんなのテレビ」、そしてＴＳＳホームページで詳報します!!