きょうは冬型の気圧配置が強まり、雨雲や雪雲がかかりやすくなりました。
沿岸部でも雨がぱらついた時間が多くありましたね。
また、風が強く吹きました。
最大瞬間風速が、１５ｍを超えたところが多く、
大竹や呉市蒲刈で１６．３ｍが観測されました。
また、最高気温は夜中にでたところが多く、
日中はどんどん気温が下がり、寒い1日でした。

あすは風はおさまり、高気圧に覆われます。
寒気の影響が残る北部では雲がとれにくくなりますが
南部では晴れるでしょう。
年末にかけては貴重な晴れとなりますので
あすは大掃除など有効にお使いください。

注意したいのは31日の天気。
30日の雨の後、再び冬型の気圧配置が強まります。
今回よりも強い寒気が流れ込んでくる予想です。
このため、北部では平地でも雪の降る可能性があり山間部では積雪にもご注意ください。
また、風も強く吹きますので、この風に乗って雨雲や雪雲が沿岸部にも流れ込む可能性もあります。
31日は風と雪にご注意ください。

1日は冬型が緩み、南部では晴れますので、
初日の出が見られる可能性はありますが、朝の冷え込みは強まります。
初詣などに行かれる際は、防寒対策を万全にしてお出かけくださいね。

皆さん、よいお年をお迎えください！
そして、来年もTSSの天気予報をよろしくお願いします！

気象予報士　田代香子