10.05.06(木)  5月6月は雹(ひょう)が降りやすい…

この時期は強い日差しと、上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、
巨大な雷雲が発生しやすくなります。
雷雲の中では巨大な雹が作られ、落下すると大きな被害をもたらします
(地表の気温と上空5000mの気温差40度ぐらいが目安です)


雹の模型をつくりました。
左から直径が1cm、3cm、5cm、14cmのものです。
直径14cmの雹は、1970年にアメリカのカンザス州で降ったもので、重さ766g。
こんなのが頭に当たったら大変ですね。
日本ではカボチャ大の雹の報告もありますが、
2000年5月に関東で直径3~9センチの雹が降っています。
大きな雹が降ると被害は大きくなります。
この時期、雷注意報が出たら、要注意です。
(中田隆一)

   
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