11.02.17(木)  光の春…


2月は冬と春が同居しています。
立春から春分(3月21日ごろ)までは余寒(残寒)が厳しく、
気温の上昇は小さい割には昼間の時間が日に日に伸びて、明るさが増し陽射しが強まります。
この次期を「光の春」と呼びます。
この強まった光に刺激されて、梅の花などが咲き“春”を告げます。

「気温の春」と言う言葉もありますが、
気温の上昇は遅れるため、通常気温の春は“春分以降”になり、春は光からとなります。
気温は太陽が冬の弱い陽射しから勢力を取り戻してもすぐには上昇せず1か月余りして、暖かくなるためです。
(中田隆一)

   
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