14.08.26(火)  「昔からの安全神話が崩れる!?」


このところ連日、広島だけでなく
日本列島各地で
「記録的な豪雨」
が観測され、大きな災害が発生しています。

そんな中、
 昔からの言い伝え・・・
  =この地域は多少雨が降っても大丈夫=
 が通用しなくなってきた
という声を聞くようになりました。

今回の、広島市北部を襲った災害でも、
「今まで、この地区ではこんな災害が起きたことは
無かったのに・・・」
という声が聞かれた地区もありました。

なぜ?

昔と違って、最近「雨の降り方」が変わったのも
原因の一つと考えられます。
何十年に一度降るかどうか、
というような記録的な豪雨が、各地で頻繁に降るようになり、
昔からの言い伝えが通用しなくなってきたようです。

昔はほとんど観測されることがなかった
「1時間に100ミリを超えるような猛烈な雨」が降れば、
これまで災害が発生しなかった地域でも、
当然災害が発生する可能性が高くなります。

地球温暖化が進めば、
これからますますこのような記録的な豪雨が降る可能性が
高まるとも言われています。

「今まで、自分の地域は何も災害が起きたことがないから大丈夫」
という安全神話的な思いを、もう捨てる時代が来た
と私は思います。
いつ、どこで災害が発生してもおかしくない時代が来たと…。

そして、いつでも最終的には自分の身は自分で守るしかない
ということも忘れないでほしいと思います。

最後に、
このたび被害に遭われた多くの方々が、
一日も早く普通の生活に戻れることを
心から祈っています。


                                     (やまもと たけひろ)

   
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